
世界遺産にもなっているこのバースのローマ浴場跡。
写真で見るとまるで入浴剤を入れたような
緑色のお風呂。
行ってみたいとずっと思っていました。
魅かれるのがソコですかという感じですが。
ウーバンアビーに行きたいとホテルのコンシェルジュに伝えた時
「バースの方がよっぽどいいよ」と言われたのも後押し。
そうよね、やっぱり行かなくちゃと。
ホテルから直結しているパディントン駅から
乗り換えなしで列車1本約1時間半で行かれます。
但し、オフタイムの9時半以降でないと料金が高くなるので
ご注意を。
これは紅茶の旅の前記事で記載しましたので
詳しくはこちらをご覧ください
さて、乗り換えなしのはずでしたが、
パディントンに列車が来るのが20分以上遅れました。
電光掲示板チェックは欠かせません。
何番線に乗るのかわからなくなります。
やっと乗り込み車窓の風景を楽しんでいたところ
アナウンスが入り、
「遅れを取り戻すためにバースには止まらないので
乗り換えてください」とのこと。
そんなことあるんだ・・・。
ということで、途中駅で乗り替えましたが
人がホームにあふれていて、
乗り切れるのか心配でしたが、
乗れましたし、座れました。

到着したバースの駅。
意気揚々と歩いていたら、どうもメインと反対側に降りたみたいです(^^;
親切な方が「この先はプライベートな住宅地なので
何もないよと教えてくれました」
その住宅地はこちら。

これも絵になるので、観光スポットとばかり思ってしまいました。
バースはローマ人がこの地にたどり着き
療養地にしたのが始まり。
日本でいう軽井沢のようなものかと感じました。
駅の表側には素敵なお店もたくさんありました。

やっぱりこっちが表側でした^^
こんな素敵なテーブルウエアーのお店もあって

インスタにあげたオウムの置物を買いました。

サイトがご覧いただけると思います。
お写真を見るだけでも幸せな気分になれますよ♪
街にはハンギングフラワーが飾ってあって
それがよく風景に溶け込んでいました。

紅茶の旅がテーマでしたので、
18世紀上流階級のお茶とダンス、カードの場所であったという
アッセンブリー・ルームズに行きました。

ここは入場料なしで入れます。
紅茶を切り口にバースを語れば
イギリス宮廷文化に紅茶を広め、紅茶好きだった
アン女王がこの地を2度訪れたことにより
浴場整備に勢いがついたとガイドブックに記されています。
(アン女王と紅茶についてはこちらをご覧ください。)
ここで、貴婦人たちが紅茶を飲んでいたのだろうと
想像するのも楽しいです。
2階には服飾美術館があります。
覗きたかったのですが、ローマンバスと
時間があれば最近できたというスパにも入りたかったので
こちらはパス。
そして、ローマンバスには
古代ローマ人がいたのです♡
「写真を一緒に撮っていいですか?」と聞いたら
「もちろん。 マントの上に座って!」と言われ
満面の笑みのワタシ。
テルマエ・ロマエの世界!!夢心地♡
ちなみにこの写真は主人の撮影です(笑)
幸せなひと時でした^^
そして主人と古代ローマ人?との2ショット撮影をお願いしました。
「そういう趣味はないよ」的なことを言われて渋られましたが
請けてくれたので、
古代ローマ人はいい人なのだと思いました♪
私たちは変な夫婦かもしれません。
館内は日本語イヤホンを借りられます。
そこでやっと巡り合えた日本語でした~。
見どころ満載ですので、ゆっくり回れば1時間以上
かかります。
これだけお風呂やお風呂跡を見せられると
本当に入浴したくなります。
スパを目指しましたが、
途中また素敵なお店に引っかかり
結局スパでゆっくりとしている時間はなくなり諦めました。
残念。
スパの建物はこちら。

スパのマークだと思って撮影してきたこの写真。

「え~、日本のお風呂マークに似ているね」と
夫婦で盛り上がりましたが、
ロンドンにもあり、
金融機関のマークのようです。(不確かですが)
バースにあると尚更お風呂マークに見えます。
その後、パディントンに戻り、
閉館30分前にヴィクトリア&アルバートミュージアムに寄って
ティーカップの数々を堪能しました。
ハードスケジュールの紅茶の旅です。
美しいティーカップをご覧ください。
こちらは約500万点のコレクションを誇り、145の展示室で
絵画、彫刻のほか、家具、建築、服飾、装飾品などが
公開されています。
その礎を英国に広く紅茶文化を根付かせた
ヴィクトリア女王とその夫アルバート公が
作りました。
併設しているカフェも美しいとのこと。
是非行かれる方はお寄りください。
残念ながら私たちは滑り込めなかったのです。
充実した紅茶の旅。
紅茶はたくさん飲みましたが、
ゆっくりアフタヌーンティーをしている時間は取れませんでした。
また、有名どころほどかなり前からの予約が必要です。
優雅な時間をすごすことは日本でもできると信じ^^
紅茶の資料集めに走った紅茶の旅でした。