
森を抜けるとそこにあったのはケンジントン宮殿。
意外にこじんまりしていますが、
ダイアナ妃が住んでいたことでも有名、
そして現在はウイリアム王子とキャサリン妃がお住まいです。
入場料はありますが、撮影フリー、
展示物たくさんで
入場料を超えるものが得られます・・・と事前情報を得ていた通りでした。
入ると現在の城主ウイリアム王子、キャサリン妃のお写真と

ダイアナ妃。その美しさに目を奪われます。

他にもベーシックティーレッスン「紅茶の歴史」
にご参加くださった生徒様でしたら
「あ、見覚えがある!」と思ってくださるのでは。
メアリーとアン女王です。
アン女王はフォートナム&メイソンに繋がります。
その記事はこちらから
見学には4つのルートがあります。
1、The King’s State Apartments
ジョージ王朝時代
ジョージ二世とキャロライン王妃の輝かしい宮廷生活。
豪華に修復されたステート・アパートメンツに、
当時の音楽、ファッション、芸術が活き活きと再現されています。
王の階段というフォトスポットで写真を撮りました。

威厳足りませんが(^^;
2、The Queen’s State Apartments
スチュアート王朝1690年代
憩いの間としてメアリー二世のために建造されたアパートメンツ。
メアリー二世が好んだシノワズリー。

そしてベッド。

パンフレットの説明は
この隣の部屋でメアリーが息を引き取ったとあります。
ということは、このベッドではなかったのでしょうか?
メアリ女王は1694年12月28日にこの隣の間で死去しました。
皆に愛されたこの女王は、その1週間前に天然痘にかかり、
身辺を整理していたといいます。
打ちひしがれた夫は、医師たちの意見を無視して、同じ部屋の
簡易ベッドで眠りました。女王は享年わずか32歳でした。
(マップ&インフォメーションより)
3、Victoria Revealed
ヴィクトリア女王 1690年代
王座にありながら、妻であり母であったヴィクトリア女王が
少女時代を過ごした部屋。
ヴィクトリア女王のドレスも飾られていました。

結婚式に白いドレスを着たことから
ウエディングドレスが始まったと言われています。
女王と子供たちの肖像画もたくさんありました。
4、Modern Royals
ウインザー王朝 1900年
ダイアナ妃のドレスの展示も多数。

長身だったことがわかります。
他にもたくさんお写真を撮ってきたのですが、
載せきれません~。
そして、お庭でガーデンパーティーが開かれていました。

子供たちがゲームをやって遊んでいましたが、
まるで中世にタイムスリップしたみたい。
こんなディスプレイもあり、
キュウリと生姜のシャーベットを食べました。
意外な組み合わせですが、
さっぱりとしていて美味しかったです。
お庭を進むとオランジェリーが。

これは温室の跡地なんですよ。
紅茶好きなアン女王が作らせた
オレンジの温室。
なんて広い温室なんでしょうか。
寒いイギリスではオレンジは温室がないと育ちませんでした。
なので、とても高級品だったんですよ。
キュウリも同様なんです。
こちらでアフタヌーンティーを楽しむことができます。
パラソルの下でも皆様アフタヌーンティーを楽しんでいました。
中はこんな素敵な空間。

もちろん、混んでいて30分~1時間程待ちます。
ケンジントン宮殿に着いたら、まず予約を入れておくことを
お勧めいたします。
私たちは帰国の飛行機が間に合わなくなるので
ここでのアフタヌーンティーも断念。
併設されていたティーショップで
紙コップの紅茶を飲みました( ;∀;)
鳩がやってきて怖かったので、
すぐに退散することができ、よかったです。
たくさん巡った紅茶の旅。
しかし充実のあまり、アフタヌーンティーを楽しむことは
できませんでした。
それでも、紙コップの紅茶でもなんでも
均一して美味しく
紅茶の国であることを感じました。